焼成(しょうせい)とは、陶磁器を窯で焼く工程のことで、大きく3種類に分けられます。

素焼き(すやき):成形・乾燥させた素地を、釉薬をかける前に低めの温度で焼く工程。
• 本焼成(ほんしょうせい)・本焼き(ほんやき):釉薬を施した後に高温で焼き上げる工程。
• 上焼き(うわやき):上絵付け(色絵や金彩など)の後に、低温で再度焼く工程。

これらの焼成を経ることで、陶磁器は強度を増し、色や質感が安定します。