有田焼は、佐賀県有田町およびその周辺地域で作られる陶磁器の総称です。
1616年、朝鮮から日本に連れてこられた陶工・李参平(りさんぺい)が、有田で白い陶石を発見し、日本で初めて磁器の生産を始めました。1600年代には、有田で作られた磁器が約10km離れた伊万里港から海外に輸出されたため、有田焼は「伊万里焼」または単に「IMARI」としても知られるようになりました。
当店では、現在の有田町で焼かれる陶磁器を「有田焼」、伊万里市のものを「伊万里焼」、嬉野町のものを「肥前吉田焼」、波佐見町のものを「波佐見焼」といったように、産地ごとに名称を使い分けて表記しています。