三閑人(さんかんじん)とは

閑人(かんじん)とは陶磁器の側面に、井戸を覗き込むように縁にしがみついた人形が立体的に付いたデザインで、付いている人形が三つの場合は「三閑人」と呼びます。人形の数によって「一閑人」や「二閑人」などもあります。

「閑(かん)」は「ひま」とも読み、暇を持て余す一人の人物を表すイメージがあり、もともと中国の染付様式に由来し、縁起の良いモチーフとして親しまれています。