芙蓉手(ふようで)とは

芙蓉手(ふようで)とは、陶磁器の装飾パターンの一種で、主に花や植物をモチーフにした柔らかく優美な絵柄が特徴です。中央に円形の窓を設け、その周囲を区切る文様構成が大輪の芙蓉の花を連想させることからこの名前が付けられました。主にヨーロッパへの輸出向けに作られ、古伊万里でも同様の文様を持つ製品が作られています。